北九州にヤツが今年もやってきました。
先週あたりから鼻がむずむずします、マスクの季節です・・・
私たちの業務には「監理」という私たちが書いた図面どおりに
工事がおこなわれているかチェックをする仕事もあります。
設計はもちろんですが、最近の建築に関するニュースなどを
みると、こちらの業務も非常に大切です。
現在、監理をしている現場で基礎のコンクリート打ちがありました。
みなさんが見ているコンクリートの建物の中には、たくさんの
鉄筋が入っています。
コンクリートは圧縮のチカラには強いのですが、引っ張られるチカラには
弱く、それを引っ張りに強い鉄筋でフォローしています。
今回もたくさんの鉄筋が入っていますが、私たちはこれらがちゃんと図面どおりに
入っているか、鉄筋の太さや本数や間隔などをチェックします。
非常に地道で、時間のかかる作業です。
コンクリートを打ってしまうと見えなくなるし、
もし間違った鉄筋が入ってあとで事故がおこると大変です。
責任重大です。
そして、チェック後コンクリートを打ちます。
カッチカチです。
ちなみに、コンクリートを「流す」ではなく「打つ」っていうのは
昔のコンクリートの作り方に由来があるそうで、以前は本当に「打っ」て
いたんだそうです。今は、そんなことありませんが。